ミドルは動詞説

2011年~2022年 YouTubeでゲーム実況活動をしていました。今後の更新は未定ですが、ブログは残しておきます。

ド・デカエネル・ギー 所有と物欲に疲れた話

 

 最近、私物を処分するために、久しぶりにメルカリを利用しています。

 

 あまり詳細なことを書くと特定されそうなのであまり詳しくはお話できないけど、以前利用していた時よりも細々とした小物まで出品しました。メルカリって、梱包の手間だったり、顔の見えない方とのやりとりがあるので、あまり雑なことできなかったりするんですけど、自分みたいなマメな人間にはこういうところが向いてるっぽいです。

 

 利益がちょっとしか得られないものであっても、そのままゴミとして処分するよりは欲しい人に譲った方が心も痛まないんだよね。

 

 これまでに何度も行ってきた断捨離、その中でもしぶとく生き残ってきた歴戦の厳選アイテムたち・・・まあほとんど書籍なんですけども、この先の数十年の人生であと何回読み返すことがあるんだろうと思い全部手放しました。

 

 長らく大事にしていた某コミックの単行本も全巻まとめて売りました!!!この単行本の断捨離ができたのは私の中でめちゃくちゃでかい。簡単に売り飛ばしたかのような言い草ですが、この決断を下すまでに何日もかかった。とりあえず眺めてみては考え、クローゼットから出してみては考え、一日部屋に出しっぱなしにしてみては考え、箱に詰めてみては考え・・・うんもうこれ手放せそうって結論に持っていくまで時間がかかった。これだけは何度も読み返した作品だったしすごく悩んだけど、持ってても紙は劣化する一方だし、何気に場所もとってるし重いし引っ越すことが来た時に処分しておけばよかったって思ってしまいそうだったので、諦めて手放すことにしました。きっと後悔することがあると思うけど、きちんと自分で考えて出した決断なのでそのうち少しずつ受け入れられると思います。

 

 どうしても捨てられないコミックは実家に送ってしまうっていう手段もあるんですけど、実家に帰ってもまず読み返さないし、親からしたら迷惑の極みだし、最終的にそれを誰が処分するんだよという話にもなってきます(親はどんどん年老いていくし本は重たいので)。一旦実家に保留しておくってもうそれは断捨離じゃないんだよね。

 

 この売り上げでクロスバイクをがっつりとメンテナンスする予定でしたが、それでもまだおつりが来るのでちょっとした臨時収入です。売上金はメルペイクーポンを使って買い物をするとさらにお得なようですが、あまりよくわからないものに使っていつの間にか減ってる・・・みたいな使い方は好きじゃないので、私は200円の手数料がかかっても換金マンします。そしてそのままパスを受けて貯蓄口座にシュートです。

 

 もちろんメルカリに出さずに捨てたものもあるよ。消耗品系や状態のよろしくないものはメルカリには出しません。その他は発送のコストなどを考えて判断してます。使う頻度は少ないけど使えるからとっといたもの、存在を忘れていたもの、それらはもう残念ながら使うことはありません。なので捨てました。

 

 あと私A4クリアファイルを溜め込む癖があったのでその辺は半分以上捨てました。これもずっと大切にとっといたんですけどね。もう意地で保管してたところがありました。今は特にこれらに対してあまり魅力を感じない。何かを買った時の特典でもらえるものやポケモンがらみのものが多かったです。もうこの歳にもなるとキャラもののクリアファイルなんてまず使わないので捨てました。そのほか、まだなんとか使えそうなものはバンバン開封して使うようにします。

 

 あとそれを見ると忌々しい記憶が蘇ってくるような曰く付きのアイテムは全部手放しました笑 

 

 

 

 

 最近どこも出かけてないし友達にも会ってないし最近の精神的な沈みのおかげもあってかお金を使う場面がめっちゃ減りました。だってゲームも買ってないしコンサートもライブもないんだもん。服買っても着ていくとこないから最低限しか買ってないしなんなの〜って感じです。

 

 でもね、私思ったんです。逆に今まで無駄遣いしすぎだったんかなって。

 

 これは歳のせいかもしれないけど、各コンテンツのグッズだとか、コレクションとか、お金を出して所有して満足するようなものたちに興味がなくなってきたんですよ。 もちろん、コンテンツそのものへの興味が一切失せたわけじゃないものもあるんですけど、「所有」とか「物欲」とか、そういうドデカエネルギーに私の気持ちが負けるっていうんですかね。

 

 特にオタク御用達のランダム系のグッズやソシャゲのガチャにつぎ込むって、その一瞬は楽しいと思うし私も経験あるからわかるけど、長い目で見たら全然幸せなお金の使い道じゃないんだよね。正直、ここ最近の流行り廃りの激しいソシャゲへの課金に関しては愚の骨頂とすら思っている(水を差すようなことを言ってごめんなさい)。もちろんこれは自分がソーシャルゲームにまあまあな金額を課金した経験があるから言えるんですけど。

 

 自分は一年以上前にソシャゲをやめていますが、そのゲームへの課金が私に与えてくれたものってその一瞬の快楽だけで、そのゲームをアンインストールしてしまった今、私の手元に残ったものって何もないんですよね。ええ、何もないです。二度とログインしないですし。多少声優に詳しくなった程度。五年前に会社のトイレで数万課金してしまったあのお金を取り返したいです。(仕事中にガチャひかないで)

  

 まあなぜこんなこと言い出したかというと、最近、好きだったはずのとある物品を惰性で買い集めるようになっていたことに気づき始めたからなんです。とりあえず購入するも、整理が追いつかずグッズが束になっているのを見てちょっと違和感を覚えました。もう追いついてないじゃんと。自分でブレーキかけられて良かったと思う。こういうもんは「惰性」でするようになったら一回客観的になった方がいいと思う。

 

 

 もちろんお金の使い方は、大人であれば自分で好きなように決めていいものですし、周りが口を出すことではないのですが、何かのきっかけでそれまでずっと熱中していたコンテンツに突然冷めた時の虚しさって半端ないので・・・。もちろん「そのコンテンツと一緒に死んでも構わない、自分のコンテンツへの愛は尽きるはずがない」と言い切れるのなら、それでいいと思いますが・・・・・未来のことは誰にもわからないので、ある程度の覚悟は必要だと思います。あまり奔放なお金の使い方をするのはオススメはしないなあと、私(アラサー)は思います。

 

 

 色々なケースに当てはめて考えていたのでぼんやりとしたことしか書けなくてごめんなさい。まあでも心に余裕のないときは自分の生活スタイルとか一度見直すいい機会だと思う。まとまった金額をガチャに溶かすのも、整理が追いつかないほどグッズを集めてしまうのも、推しへの使命感を燃やすのも、人それぞれの生きがいなのかもしれないので、私が口出すことじゃあないのですが、今の私には難しかったです。最終的に飯を食って金を稼いで生きていかないといけないのは自分なので。その現実的な部分を上回れませんでした。自分の心身の健康が一番大切でした。

 

 すげースペシフィックでスピリチュアルでオーガニックな話をしていますけど、別にそういうもんに心の隙間をつけ込まれてしまったとか、皆さんにブレスレットを売りたいとかそういうことではなくて私が最近常々感じていることってだけなので怯えないでください。笑

 

 個人的には、コ●ナがきっかけで色々と生活を改めることできましたね。過去形にしてしまった。まだ終わってないです。笑  

 

 おやすみ