ミドルは動詞説

2011年~2022年 YouTubeでゲーム実況活動をしていました。今後の更新は未定ですが、ブログは残しておきます。

7月18日

 京都アニメーションは、日本のみならず世界中に大きな影響を与えた作品たちをこの世に生み出し続けてきた素晴らしい会社です。他の会社には真似できない高い技術を持っていると、前に何かの番組でも特集されていたことを思い出します。代表作やその会社名はアニメに疎い人でも一度は耳にしたことがあるはずです。かくいう私もそうです。

 

 アニメが関わっているという点はもはや関係がなくて、そのような世界に誇れる素晴らしい創造力と技術を持つクリエイターの方々が、建物ごと狙われ、あまりにも呆気なくこの世を去ることとなってしまったこと、ただただ無念で悲しく、悲しいだけで何もできない自分に、やるせない気持ちで胸が張り裂けそうです。

 

 いつもと同じように家を出て出社して、さて今日は何から取り掛かろうか、その矢先の出来事だったでしょう。一瞬にしてその日常が壊されようだなんて、一体誰が予測できたでしょうか。見てもらう人に喜んでほしいという一心で作品を手がけていた人たちが、どうして理不尽な目に遭わなければいけなかったのでしょうか。

 

 今の段階ではすべて憶測になってしまいますので、私からは何も言えませんが、たとえどのような事情があったとしても、人を傷つけていい理由にはなりません。努力した人間が築き上げてきたものを壊していい理由にはなりません。尊い命を奪っていい理由には、なりません。

 

 事件そのものもそうですが、今回の事件を受けて心から悲しみ涙している、京アニの作品を愛してきた人。業種は違えど共感し深く傷ついているクリエイター。作品に携わったであろう著名人。あまりの凶行にやり場のない怒りを覚えている人もいます。様々な心境でこの事件を受け止めているそのひとつひとつが重く、とても見ていられません。心が壊れぬよう、しばらくは目を背けているべきなのかなとも思います。

 

 我々にできることだとか、犯人の動機や処遇だとか、会社の今後だとか、それぞれ思うこと、これからのしかかってくる問題はたくさんあると思いますが、まずは、本日の凄惨な事件で亡くなられた方々とご遺族の方々にお悔やみを申し上げると共に、負傷された方々の一刻も早い回復をお祈り申し上げます。